Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

情報管理責任者が患者情報を無断で持ち出し紛失 - 長崎大病院

長崎大学病院は、職員が電子カルテから一部患者情報をUSBメモリに無断でコピーして持ち出したうえ、紛失していたことを明らかにした。

同院の医療技術職員が、電子カルテから患者4人の情報をUSBメモリに無断でコピーして持ち出し、紛失したというもの。

同院は、同職員が情報管理責任者を兼任しており、院内における個人情報管理を推進する立場にあったとして謝罪。同院では、個人情報保護の意識が徹底されていなかったとして、各部署の情報管理責任者に対する再教育を実施する。

また、電子カルテのパスワード強化やアクセス履歴の管理など、電子カルテのセキュリティを強化。さらに業務で利用するUSBメモリの管理徹底など、再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2015/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
個人情報含む書類が風で飛散、一部未回収 - 伊勢崎市民病院
患者情報含むUSBメモリを紛失 - 約1カ月後に回収
患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 横浜市立みなと赤十字病院
患者情報含むUSBメモリが院内で所在不明に - 茨城東病院
患者情報含むUSBメモリが手術室で所在不明に - 大館市立総合病院
患者情報入りUSBメモリを一時紛失 - レンタカー内部で発見
医療相談情報含むUSBメモリを院内で紛失 - 射水市民病院
一部紹介状が所在不明に、診察に影響なし - 八女総合病院