Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

医療相談情報含むUSBメモリを院内で紛失 - 射水市民病院

富山県にある射水市民病院は、患者の個人情報を記録したUSBメモリが院内で所在不明となったことを明らかにした。

同院によれば、11月30日に業務で使用したUSBメモリを紛失していることに気づいたもの。12月6日になり、USBメモリ内に要配慮個人情報が保存されていたことが判明した。

具体的には、2021年5月から2023年10月にかけて医療相談を行った患者の一覧表が保存されていた。患者の氏名や年齢、病名、市町村名などが含まれる。

院内を探すも発見できなかった。同院では、対象となる患者に謝罪の書面を送付。個人情報が流出しているといった報告などは受けていないという。今回の問題を受けて個人情報保護委員会へ報告を行った。

(Security NEXT - 2023/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
誤った住所へ会員証を送付、システムトラブルで - JAF
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供