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患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 横浜市立みなと赤十字病院

横浜市立みなと赤十字病院は、患者情報を保存したUSBメモリを医師が紛失したことを明らかにした。

同院によれば、患者情報を保存した個人所有のUSBメモリを医師が紛失したもの。問題のUSBメモリには、2021年4月2日から2023年9月7日にかけて、同院循環器内科においてカテーテルアブレーション治療を受けた患者1011人に関する氏名、患者ID、年齢、性別、生年月日、診断名などが保存されていた。

医師が論文作成のためUSBメモリにデータをコピーし、2023年12月1日まで院内や自宅で作業を行っていたが、同月28日に見当たらないことに気づいた。年末年始に探索するも発見できず、1月9日に紛失を報告した。

院外への流出などは確認されていない。同院では、対象となる患者に書面を送付し、経緯を説明するとともに謝罪。横浜市と個人情報保護委員会へ報告を行っている。

(Security NEXT - 2024/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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