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印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県

愛知県医療療育総合センター中央病院において、患者の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっている。

愛知県によれば、個人情報が保存されたUSBメモリを紛失していることが4月6日に判明したもの。

入院患者33人に関する氏名と生年月日をはじめ、患者の支援に必要な情報を記載したシート15人分、院内での様子を記録した写真38人分が保存されていた。パスワードなどは設定されていない。

同月2日に職員が患者情報の共有資料や院内の様子を家族に知らせるための文書を作成し、印刷しようとしたところ、端末に接続されているプリンタが故障して利用できなかったことから、私物のUSBメモリにデータを保存し、他端末より印刷を行っていた。

業務用USBメモリの管理者が病棟に不在だったことから、使用が禁止されている私物のUSBメモリを利用してしまったという。使用後はユニフォームのポケットに入れたが以降の所在がわからない状況となっている。

同院では、対象となる患者の家族に対し、経緯を説明するとともに謝罪を行っている。悪用の報告などは確認されていない。

(Security NEXT - 2024/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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