Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者情報含むUSBメモリが院内で所在不明に - 茨城東病院

国立病院機構茨城東病院は、患者の個人情報を保存したUSBメモリを職員が紛失したことを明らかにした。

同院によれば、12月18日に職員から報告があり判明したもの。問題のUSBメモリには、患者2533人分の氏名、ID、居住地域、病名、診療科、入院日、退院日のほか、患者3605人分の氏名、転院先、死亡日、職員8人分の面談記録と勤務表などが保存されていた。

USBメモリは、暗号化を行っており、パスワードによるロックが設定されているという。病院外に持ち出しておらず、院内で紛失したものと見ている。

職員に対する聞き取り調査や探索など行ったものの発見に至っていない。同院では、対象となる患者と家族に連絡して、謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2023/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施