Huawei製Wi-Fiモバイルルータ「E355」にあらたな脆弱性
USBトークンタイプのHuawei製Wi-Fiモバイルルータ「E355」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
同製品の管理用に用意されているウェブページに、クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-2968」が含まれていることが判明したもの。対処方法は不明。
影響を受けるのは、ハードウェアのファームウェアバージョンが「CH1E355SM」、ソフトウェアのバージョンが「21.157.37.01.910」、ウェブインタフェースのバージョンが「11.001.08.00.03」。他バージョンも影響を受けるおそれがある。
今回問題となったファームウェア「21.157.37.01.910」には、ウェブインタフェースへ認証なしにアクセス可能となる認証回避の脆弱性「CVE-2013-6031」が存在することも3月に判明している。
(Security NEXT - 2014/07/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を