Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ODNのウェブメール利用者狙うフィッシングに注意 - 「DGTFXウイルスを検出」と不安煽る

ソフトバンクテレコムのインターネット接続サービス「ODN」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。同社やフィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。

20140714_st_001.jpg
フィッシング対策協議会が確認したフィッシングメールの文面

問題のフィッシングメールは、利用者のメールボックスにおいて「DGTFXウイルス」が見つかったなどと偽の警告メールを送り付ける手口。

「ウイルスにより重要なファイルがダメージを受ける」などと不安を煽り、ウイルス対策ソフトのアップデートが必要などとして、ユーザー名やパスワードをメールで返信させようとする。

同様の攻撃はこれまでも海外で発生しており、プロバイダやフリーメールの利用者を狙って送信されている。

「DGTFXウイルス」の警告を装うことから「DGTFXフィッシング」などとも呼ばれている。今回のメールは、海外で出回った英文によるフィッシングメールの文面を機械翻訳により日本語に変換、プロバイダ名を変更して利用していた。

またODNを狙った別の手口のフィッシング攻撃も確認されている。メールボックスの容量が制限に近づいているなどと説明し、確認を促すように見せかけ、偽サイトへ誘導。機械翻訳と見られる不自然な日本語が用いられていた。

JPCERTコーディネーションセンターによれば、今回確認されたフィッシングサイトは現在も稼働しており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼しているという。

今後、類似したフィッシング攻撃が発生するおそれもあり、フィッシング対策協議会やソフトバンクテレコムでは注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング報告、2カ月連続で減少 - 800件台に
「全国銀行個人信用情報センター」装う偽サイトに注意 - 「自宅に直接伺う」との記載も
「端末がウイルスに感染」と脅して偽サイトへ誘導 - ドコモかたるフィッシング
「三菱クレジットカード」を名乗るフィッシング攻撃
「ポイント付与」口実にカード利用者を誘い込む偽サイト
「静岡からアクセスあった」とだます偽Appleに注意
「MUFGカード」利用者を狙うフィッシング - 複数の文面用いて攻撃
12月はマルウェアメールの割合が上昇 - ボットネット「Necurs」が活発化
2017年4Q、インシデント微減するも制御システム関連の増加目立つ
幻冬舎に不正アクセス、会員情報流出の可能性 - バージョンアップで脆弱性が発生