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ベネッセ顧客の流出個人情報、ジャストシステムがDM送付に利用か

「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」など通信教育を手がけるベネッセコーポレーションにおいて、顧客情報が不正に持ち出され、他事業者に利用された問題で、ジャストシステムが問題の顧客リストを利用していたことがわかった。

ベネッセ関係者や都内の名簿業者に対する取材により明らかになったとして共同通信など複数メディアが報じたもの。ベネッセでは、情報漏洩が発覚した経緯について、データベースに含まれる固有の情報を同社以外が利用し、ダイレクトメールを送信していたことを挙げているが、「教育関連事業を行うIT事業者」とするにとどめ、具体的な企業名は公表していない。

ベネッセに寄せられたダイレクトメールに対する問い合わせは、6月26日より急増したとされているが、インターネット上でも、6月後半よりジャストシステムより同社の通信教育サービス「スマイルゼミ」に関するダイレクトメールが届いたとする投稿などが目立っていた。

ジャストシステムが提供する「スマイルゼミ」は、Androidタブレットを利用したクラウド型の小学生向け通信教育サービス。学習教材やアプリケーションなどを提供するもので、2012年12月より同社が提供している。

今回の報道を受けて、ジャストシステムでは、同社が利用した個人情報について「ベネッセコーポレーションから流出した情報と認識したうえで利用した事実はない」とウェブサイト上で釈明。

「登録いただいた顧客へダイレクトメールを送る場合や、外部事業者に依頼して発送する場合、適切な手順や方法を取っている」と同社が直接取得した個人情報について適正管理していることを強調したが、名簿業者から入手し、ダイレクトメールを送信していたとされる経緯に関しては、説明や反論はなかった。

(Security NEXT - 2014/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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