Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 大阪市コミュニティ協会

大阪市コミュニティ協会は、大阪市住吉区役所からの委託事業において申込者の個人情報が流出したことを明らかにした。

同協会によれば、同区のつながりの場づくり推進事業において実施した「マカロニで作るクリスマスリース講座」の申込受付に「Googleフォーム」を使用したところ設定に誤りがあり、個人情報が流出したもの。

送信後のリンクより、同フォームより申し込み時に入力された個人情報を含む回答結果の一覧が閲覧できる状態だった。10組27人の参加者氏名、学年、性別、保護者氏名、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。

同協会のInstagramに対し、参加申込をした保護者から11月8日付けで問題を指摘するダイレクトメッセージが送信されており、12月2日に気付いて問題を把握したという。

同協会では、参加した7組18人に対してイベント当日に経緯を説明して謝罪。不参加となった関係者に対しても電話で敬意の説明や謝罪を行ったとしている。

(Security NEXT - 2023/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
IoT製品のセキュリティ基準で国際連携 - 11カ国が共同声明
国勢調査資料をバインダーごと一時紛失、住民が拾得 - 境港市
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
京都の中高一貫校でランサム被害 - 個人情報流出の可能性
6月の侵害は未知の手口、米子会社で別件インシデントも - 古野電気
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局