チャベス大統領の訃報に便乗する攻撃が発生 - 不審メールや検索結果に注意
米Symantecは、ベネズエラ大統領の訃報に便乗する攻撃を確認したとして注意を呼びかけている。
従来よりニュースへ便乗する攻撃は発生しているが、今回も世界的に注目を集めるチャベス大統領の訃報に便乗する攻撃が発生したもの。
同社によれば、訃報が伝わったのとほぼ同時にメールを利用した攻撃が発生。大統領の死因について陰謀説も出ており、今回の攻撃ではこうした話題を悪用して、メールのリンクから不正サイトへ誘導するという。
誘導先のウェブサイトは、マルウェアを感染するよう細工されていた。乗っ取られた正規サイトや、最近取得したドメインが利用されていたという。
Symantecでは、注目を浴びるニュースは、報道から半日足らずで攻撃が発生していると指摘。メールの添付ファイルはもちろん、ニュースを検索する際も注意するよう警告を発している。
(Security NEXT - 2013/03/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
