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2012年の最多感染報告マルウェアは「TROJ_SIREFEF」 - 改ざんサイトで拡大

トレンドマイクロは、同社が2012年に検出したマルウェアや、感染被害報告の状況について取りまとめた。

同レポートは、2012年1月から12月15日の間に検知された不正プログラムや感染被害の報告状況を速報として集計したもの。

国内でもっとも検出が多かったマルウェアは「ADW_GAMEPLAYLABS」。ユーザーがアクセスしたウェブサイトをトラッキングし、広告を表示するアドウェアで、11万9324台から検出された。2位に続いたアドウェア「ADW_INSTALLCORE」へ2倍以上の差をつけるなど突出していた。

3位は長期間にわたってランキング常連となっている「WORM_DOWNAD.AD」。ワールドワイドでは、2011年に引き続き最多マルウェアで検出数は100万8446台にのぼる。

国内の感染被害報告数数は、改ざんされたウェブサイトから感染する「TROJ_SIREFEF」が501件でトップだった。不正プログラムの本体を駆除しても、メモリ上の不正なコードが不正プログラムを作成し続け、検出を繰り返すことから、件数が増加したと同社では分析している。

同社がまとめた国内の2012年の不正プログラム検出状況は以下のとおり。

1位:ADW_GAMEPLAYLABS
2位:ADW_INSTALLCORE
3位:WORM_DOWNAD.AD
4位:CHCRCK_KEYGEN
5位:TSPY_ZBOT.NT
6位:ADW_OPTMEDIA
7位:CRACK_PATCHER
8位:HKTL_RESREM
9位:TROJ_FAKEAV.BMC
10位:TROJ_SIREFEF.DAM

(Security NEXT - 2012/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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