Javaに未修正の脆弱性 - 22日からゼロデイ攻撃が発生中
Javaに未修正の脆弱性が存在し、標的型攻撃に悪用されていることがわかった。セキュリティベンダーが注意を呼びかけている。
Javaの最新版に未修正の脆弱性「CVE-2012-4681」が判明したもので、8月26日に米FireEyeが報告。米Symantecも27日に情報を公開し、少なくとも8月22日より標的型攻撃に用いられていることを明らかにした。
FireEyeでは、中国のIP上における攻撃を捕捉。Symantecでも、アプレットの配信サイトを2カ所確認しており、ドロッパー型のトロイの木馬がダウンロードされるという。同社は問題のコードを「Java.Awetook」として対応した。
すでに脆弱性の実証コードが公開されており、検証用セキュリティツール「Metasploit」へ登録されているとして、セキュリティベンダー各社は注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/08/28 )
ツイート
PR
関連記事
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を