Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

再委託先が165万件の顧客情報を無断持ち出し - 山陰合同銀行

山陰合同銀行において、顧客情報165万7131件が無断で外部へ持ち出されていたことがわかった。

同行によれば、7月20日から翌21日にかけてシステム保守の再委託先従業員が同行事務センターでシステムの保守作業を実施した際、サーバからUSBメモリへ顧客データをコピーし、無断で持ち出したという。

持ち出された顧客情報は、個人顧客152万5478万件および法人顧客13万1653件。氏名や住所、生年月日、電話番号、取引内容など含まれる。

USBメモリの使用は禁止されており、保守委託先の監視センターにおいて異常を示すアラートが出たため調査を行ったところ、USBメモリの使用が判明。再委託先の調査により同従業員による持ち出しが発覚した。

(Security NEXT - 2011/08/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
高校教諭が書類を車上に置いて走行、路上に散乱 - 宮城県
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
施設職員が個人情報含む書類を公道へ投棄 - 下川町
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
窓口対応で書類紛れ、来庁者が誤って持ち帰る - 小諸市
評価記録など含む教務手帳が校内で所在不明に - 都立高校
学内向けクラウドで学生情報が閲覧可能に、権限設定ミスで - 京都府立大
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 呉市