フィッシングサイトが過去最高、改ざん攻撃にあらたな傾向 - セキュアブレインレポート
セキュアブレインは、同社が5月に検知した不正サイトの情報を取りまとめた。改ざんサイトやフィッシングサイトに目立った増加が見られ、「危険サイト」が最高値を更新した。
同社によれば、5月に「危険」と判定されたサイトは5088件で、最高値を更新した前月の4085件を大幅に上回り、わずか1カ月で記録を更新した。フィッシングサイトが2555件で過去最多件数となった。
改ざんサイトの件数も1160件。前月の697件から大幅に増加。「Gumblar」被害が広がった2010年1月に次ぐ件数で、62.9%は企業サイトの被害だった。また「ドライブバイダウンロード型」の攻撃が原因と見られる改ざんは67.3%を占めており、全体に占める割合が増加している。
最近の改ざん攻撃の特徴として、外部サイトへの誘導やウイルス感染など従来の被害にくわえ、サーバ内にワンクリック詐欺サイトやフィッシングサイトなどの不正コンテンツが設置されるケースが確認されているという。
(Security NEXT - 2010/06/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
サカタのタネにサイバー攻撃 - 侵入痕跡を確認
ネットワークにサイバー攻撃、情報流出の可能性も - 広島工業大
中学校で生徒の個人情報含む書類がファイルごと所在不明 - 横浜市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
国勢調査対象者名簿を誤送信、メアド誤り第三者へ - 熊谷市
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)
