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5月はウイルス検出数が前月から1万件増加し約5万件に - IPAまとめ

不正アクセスの届出における侵入被害では、ウェブページの改ざんが2件、他サイト攻撃の踏み台にされたケースが1件だった。

原因は、「Gumblar」感染によるFTPアカウント情報の盗聴と推測されるものが2件、パスワード管理不備が1件だった。また「なりすまし」では、無料のオンラインゲームでアカウントを乗っ取られたケースが報告されている。

5月に同機構へ寄せられた相談件数は1881件で、4月から減少しているものの、「ワンクリック不正請求」に関する相談は637件、「セキュリティ対策ソフトの押し売り行為」に関する相談は27件と、いずれも高い水準を保っている。一方、「Winny」に関する相談は5件で、前月から半減した。

(Security NEXT - 2010/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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