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メッセージラボジャパンによれば、2010年も引き続きスパムが増加傾向で、ワールドカップなど時事関連ニュースへ便乗攻撃のほか、人海戦術による「CAPTCHA」の突破も懸念されるという。
同社が25日に開催した記者向けの説明会で、2010年におけるスパムの脅威に関する見通しについて示したもの。
同社テクニカルダイレクターの坂本真吾氏によれば、2009年は7月以降、全世界のスパムレートを日本が上回る水準で推移しており、直近は全世界が88.1%である一方、国内では、91.7%と大きく上回ったという。

説明を行った坂本真吾氏
巨大なボットネットであるMcColoの閉鎖により、スパムコントローラーが同ネットワーク上にあったことから直後の2008年11月には80%ほどのスパム減少が確認されたが、他ボットネットが台頭するかたちで2009年3月ごろまでには、従来同様の状況まで回復している。
攻撃のおもな傾向としては、ソーシャルネットワーキングサイトを利用してボットへ感染させる攻撃が発生したほか、URLの短縮サービスを利用した攻撃、時事問題を利用したスパムなどが目立った。
現状もスパムの多くは、ボットネットから配信されており、87.9%のスパムがボットネット経由により配信されているという。ただし、国内で流通する出会い系などを中心とした日本語によるスパムは、特定のIPを発信元としており、英文スパムとは傾向が異なるという。

同社が観測しているボットの配信地図
(Security NEXT - 2009/11/26更新)