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Mozilla、重要度「最高」3件を含むFirefoxの複数脆弱性へ対応

Mozillaは、複数の脆弱性を解消した「Firefox 3.5.3」「同3.0.14」の提供を開始した。

「Firefox 3.5.3」では、「FeedWriter」によりChromeの特権昇格が発生する問題「MFSA 2009-51」をはじめ、ツリー列のダングリングポインタの脆弱性「MFSA 2009-49」、メモリ破壊の形跡があるクラッシュ「MFSA 2009-47」など重要度が「最高」と設定されている3件の脆弱性へ対応。さらに重要度「低」のロケーションバーにおけるUnicode処理の問題「MFSA 2009-50」を改善した。

また「同3.0.14」では、これら4件の脆弱性にくわえ、重要度「中」のPKCS11モジュールのインストールと削除に関する問題「MFSA 2009-48」に対応した。

Mozilla Japan
http://mozilla.jp/

(Security NEXT - 2009/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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