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G Data、法人向けウイルス対策製品を発売 - 導入が手軽でスキャンはダブルエンジン

また他社では、コンシューマー製品の技術をエンタープライズ向け製品へ転用するケースも少なくないが、G Dataでは、エンタープライズ製品を元にコンシューマー向け製品を開発しており、ホワイトリストやメモリの消費量を抑えるなどコンシューマー向け製品に先駆けた機能を搭載している。

くわえて、企業向け製品はゲートウェイの設置など知識を必要とする製品も多いが、同製品はサーバの導入が簡単なのが特徴だと山本氏は強調している。

小規模であれば高価な専用ハードウェアを用意する必要がなく、管理者のクライアントPCやWindowsベースのファイルサーバへインストールして利用できる。「極端な話だが、ネットブックでもサーバを運用できる(山本氏)」。

またサーバは別途購入する必要なく、クライアントのライセンスを購入すれば利用することが可能。定義ファイルの更新やスキャンニングなど、サーバより各端末におけるポリシーを設定することができる。

グローバルワイズでも、シンプルに導入できるメリットなどを活かし、数台から500台程度を規模とする組織をメインに販売を展開する計画だ。

4から9ライセンス導入時の価格は、「G Data AntiVirus Business」が5500円/台。「G Data ClientSecurity Business」が5900円。また2009年12月末までそれぞれをキャンペーン価格2400円、2600円で提供。キャンペーン価格で購入したユーザーには、次年度以降も更新料を特別価格で提供する。

(Security NEXT - 2009/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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