Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報をホワイトテープで隠すも透けて個人情報が流出 - 横浜市青葉区

横浜市青葉区の区民活動支援センターにおいて、送付書類より個人情報が流出したことがわかった。

同センターへ登録している講師に対して送付した「登録シート」より個人情報が流出したことが判明したもの。問題となった登録シートには、表裏に異なる講師の個人情報が印刷されていたが、3月31日、4月3日と講師へ送付した際、裏面をホワイトテープにより修正を行っただけで送付したという。

4月8日に登録シートを受け取った講師より、透けて個人情報が確認できるとの指摘を受け、問題が判明した。登録シートは168件を送付しており、148人分の個人情報が漏洩したという。氏名や住所、電話番号、ファックス番号番号、生まれた年などが確認できる状態だった。

同市では書類の回収を実施。また職員に対して研修などを実施し、個人情報の重要性に対する認識向上や相互チェック管理の実施など再発防止策に取り組む。

横浜市青葉区
http://www.city.yokohama.jp/

(Security NEXT - 2009/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

認可保育所に無関係の副食費免除対象者情報を誤送信 - 青梅市
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場
臨床研究で検査機関に個人情報を誤送付、すでに削除済み - 愛知医科大
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市
事業の実践報告会参加者宛てメールで誤送信 - 大阪府
狂犬病予防注射案内ハガキで誤記載、データ移行不備で - 岡山市
組合加入事業所の個人情報を他社へ誤提供 - 土健保
認定農業者に調査票を誤送付、名簿の宛名と住所にずれ - 三重県