情報処理推進機構(IPA)は、「ワンクリック不正請求」に対する相談件数の急増を受け、ユーザーへ注意喚起を行っている。
同機構によれば、「ワンクリック不正請求」に関する相談は今年3月から増加を始め、6月372件、7月457件、8月545件と3カ月連続で最多件数を更新している。
相談内容の多くは、アダルトサイトなどで動画を見ようと再生すると不正プログラムに感染し、請求書などがデスクトップに繰り返し表示されるというもの。不正プログラムが感染するには、ダウンロードの実施などセキュリティの警告画面が複数回にわたり表示されるが、警告を無視したことにより感染する被害があとを絶たないという。
同機構では有効な対策としてアダルトサイトにアクセスしないことを挙げているが、芸能人やアニメの情報サイト、ゲーム攻略サイトなど一般のサイトからアダルトサイトへ誘導されるケースも確認されており、他ジャンルのサイト閲覧時にも注意が必要となっている。
請求書が表示された場合には、パソコンを再起動して再び請求書が表示されるか確かめる。再起動後も表示される場合にはシステムの復元か初期化を行って、正常な状態に戻す必要がある。慌てて請求書の連絡先に問い合わせしたり、金銭を振り込んだりしないよう注意を促している。
(Security NEXT - 2008/09/10 )
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