年明け最初のセキュリティパッチは「緊急」1件含む2件 - マイクロソフト
マイクロソフトは、月例セキュリティ更新プログラムを公開した。先週公表された予告通り、深刻度「緊急」が1件、「重要」が1件の計2件が提供されている。いずれもプログラム公開前にゼロデイ攻撃などは確認されていないという。
今回提供が開始されたプログラムは、いずれもWindowsに関する脆弱性を解消するもの。深刻度が「緊急」とされたプログラムでは、非公開で同社に報告があった2件のTCP/IP処理における脆弱性を解消する。脆弱性は、不正に改変されたIGMP/MLDパケットを受信した場合、リモートでコードが実行されるおそれがあるという。
一方、「重要」として公開されたは、「Microsoft Windows Local Security Authority Subsystem Service(LSASS)」の脆弱性を解消するもの。悪用されると昇格された特権で任意のコードが実行されるおそれがある。
2008年1月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-jan.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/01/09 )
ツイート
PR
関連記事
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
委託先で個人情報を誤送信、半年後に発覚 - 長崎市
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
リモートアクセス経由で侵害、従業員情報が流出か - 三菱製紙
ランサム被害で個人情報が流出した可能性 - オオサキメディカル
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
