フィッシング対策協議会は、7月から9月までの2007年第3四半期におけるフィッシング詐欺の動向を発表した。
日本国内では、7月に新生銀行を偽装するフィッシング攻撃が2度にわたり発生。2回の攻撃はいずれも英語のメールやログイン画面を利用したもので、2回目の攻撃では、IDやパスワードだけでなく、セキュリティカードの乱数表などを入力させようとする悪質な犯行だった。
また同時に複数のURLが利用され、米国や英国、トルコなどにウェブサイトが設置された。こうした攻撃で日本国内企業のブランドが利用されたのは、同協議会において観測史上はじめての事例だという。さらに多数のメールが発信されており、同協議会会員や報道機関などにも直接受信できる規模だった。
また8月中旬よりイーバンク銀行への攻撃が発生。偽サイトが閉鎖されるたびにあらたなサイトが立ち上げられ、繰り返し攻撃が行われたという。
また海外の状況については、「APWG Phishing Adivity Trends Report 2007」によると、7月に2万3917件のフィッシング攻撃が発生。9割以上が銀行など金融機関を狙ったものだった。またフィッシングサイトをホストした国は中国が23.74%で、米国をはじめて抜き、トップだった。
(Security NEXT - 2007/12/07 )
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