Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性

「Node.js」向けに提供されている「MySQL」クライアントの「MySQL2」に複数の脆弱性が明らかとなった。

「同3.9.3」および以前のバージョンにリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性「CVE-2024-21508」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

プロトタイプ汚染の脆弱性「CVE-2024-21509」もあわせて判明した。CVSS基本値は、「6.5」、重要度は2段階低い「中(Moderate)」とされている。

開発チームは、現地時間4月9日にこれら脆弱性を修正した「同3.9.4」をリリース。その後バグの修正なども行っており、4月21日の時点で最新版は「同3.9.7」となっている。

(Security NEXT - 2024/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客向けDMを一部紛失 - 京葉ガスサービスショップ運営会社
複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
ランサム被害で取引先関連情報が流出した可能性 - シークス
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正
米当局、「Twilio」や「IE」の脆弱性悪用に注意呼びかけ
都立高で生徒情報含むファイルを紛失 - 生徒間に画像が拡散し判明
電子版会員の個人情報がウェブから閲覧可能に - 熊本日日新聞