Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

市販ソフトで検知できない「未知のボット」が大幅増加 - CCCまとめ

ボット対策などを進めているサイバークリーンセンターは、2007年10月度の活動状況をまとめた。同センターによると、市販ウイルス対策ソフトで検知できないボットの種類が大幅に増加している。

同センターでは、おとりとなるコンピュータ「ハニーポット」を設置してボットを収集しているが、10月に収集したボットの検体総数は49万9404件で、先月から約10万件減少した。日本への感染攻撃に関わっていた海外サイトのひとつが活動停止しており、このことが影響したと同センターは分析している。

一方、重複など除いた同定検体数は、10667件と先月から横ばいだった。しかし、市販のウイルス対策ソフトで検査し、検知できない未知検体は1117件で、先月の639件から大幅に増加している。検体総数では、先月の9万1766件から5万5552件へと先月より減少しているものの、注意が必要だ。

収集された検体のトップは「PE_BOBAX.AH-O」で、「TROJ_POEBOT.AGU」、「PE_BOBAX.AH」と続くが、全体に占める比率に大きな差はない。依然として、ファイル感染型ウイルスの占める割合が高かった。

また、同プロジェクトに参加しているISPからボットに感染しているユーザーに送付された注意喚起メールは1万9310通、対象者は8098人にのぼる。そのうち新規対象者は3686人で、約半数がこれまで注意喚起を受けたにもかかわらず、再び感染したか放置しており、利用を呼びかけている駆除ツールのダウンロード率も31%にとどまった。

(Security NEXT - 2007/11/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

攻撃者がメール転送設定を変更、受信した個人情報が外部に - 立命館大
メールサーバに不正アクセス、迷惑メールの踏み台に - ジラフ
県立高校で指導要録の紛失が判明 - 愛知県
カスペ、インフラをロシアからスイスへ - ユーザー提供の脅威データや製造工程も
個人情報含む書類が運搬中に飛散、一部回収できず - 阿南市
「OneDrive」「Skype」などMS製複数アプリに脆弱性 - 修正は次期バージョン以降
検索可能なネット表層さまようアカウント情報約22億件 - 流出事故とも一致
6割強がGDPRを理解せず - 半数以上で過去に域内個人情報が流出
紛失や誤送付など1カ月間の個人情報関連事故は24件 - 大阪市
県立施設の指定管理者がメール誤送信、個人情報やメアド流出 - 神奈川県