Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「パートタイムスパマー」でも月収100万円 - ネット犯罪の経済事情

スパムメールの送信やDDos攻撃など、大規模な攻撃が数万円程度で提供されていることが、G DATA Softwareの調査でわかった。

同社のウイルス研究所が、DDoS攻撃やスパムメール送信など、犯罪行為を請け負う際にどの程度の金額が要求されるか調べたもの。調査によると、ボットを利用した2000万通のスパム送信は、日本円にして約5万6000円が相場で、初心者向けとして500万通を2万2000円ほどで提供しているケースもある。

月に20件の送信を請け負い、約4億通のスパムメールを送信するだけで、約100万の月収を得ることが可能なことから、ブラックマーケットでひとつの配信リストを利用してさまざまな依頼を受ける「パートタイムスパマー」が存在しているという。

またDDoS攻撃やスパム送信のセット販売などもあるほか、顧客にパフォーマンスを証明するため、DDoS攻撃について最初10分間を無料で提供する業者もいる。ライバル企業などへの攻撃など引き受けており、料金は1時間あたりわずか2000円ほど。

1000万通のメールアドレスは、約1万5000円と低価格で、ゲームのアカウントの場合、人気ゲームで1アカウントあたり約1000円、クレジットカード情報の場合、手ごろなもので約500円で取り引きされている。一方トロイの木馬は、約500万円など高額で取り引きされているケースもあるほか、セキュリティホール情報は約8万円ほどでオークションに出品されているという。

(Security NEXT - 2007/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ディズニーランド入場券が当選」 とだますマルウェアメール - 不自然な日本語に中国語も
多数メールクライアントに送信者偽装できる「Mailsploit」が判明 - 送信ドメイン認証では防げず
市立中学校で生徒の個人情報を紛失 - 大阪市
JNSA、「Network Security Forum 2018」を都内で開催
MSのマルウェアスキャンエンジンに深刻な脆弱性 - 定例外アップデートを実施
NICT、東京五輪向けサイバー演習「サイバーコロッセオ」展開 - 約220人のセキュリティ人材を育成
「iOS 11.2」では脆弱性14件を解消 - 「KRACK」の修正対象を拡大
「公的個人認証サービス」のインストーラに再び脆弱性
千代田区の図書館サイト、1カ月にわたり公開停止
警視庁と仮想通貨取引所10社、サイバー犯罪の対処で協定