上半期だけで7325種が出回ったルートキット - 米McAfeeが無償対策ツール
米McAfeeは、ルートキットを検出して駆除する無償ツール「Rootkit Detective」を公開した。専用のダウンロードサイトから入手できる。
同ツールは、同社の研究機関McAfee Avert Labsが開発したルートキット駆除ツール。PC内をチェックして隠しプロセス、レジストリ項目、ファイルを検出し、システムの再起動時に安全に削除、無効化できるようにする。またカーネルメモリの整合性をスキャンして、システムの乗っ取りの兆候である改変を表示する。
さらに同ツールを利用して、ルートキットのサンプルを送ることもできる。送られた検体はMcAfee Avert Labsが分析して、同社のセキュリティ製品へ反映される。同社によれば、ルートキットは増加傾向にあり、昨年の3284種から今年上半期までに7325種が見つかっている。
(Security NEXT - 2007/08/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
