Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客の個人情報を記載した伝票を紛失 - 近畿産業信組

近畿産業信用組合は、個人情報を記載した伝票などを紛失したと発表した。顧客の協力を得て、伝票の復元などを行ったという。

同組合の尼崎支店において「取引伝票綴り」1冊を2月6日に紛失したもの。伝票綴りには、同支店と取り引きのある16名の顧客情報が含まれており、氏名や取引金額のほか、伝票の種類によっては、住所、生年月日、電話番号、職業、性別といった個人情報も記載されていた。

同組合では、その後も内部調査を進めたが発見できなかったため、紛失と判断した。今のところ不正利用の被害などについて報告はないとしている。

また同組合では、対象となる顧客を個別に訪問した上で謝罪。協力を得ながら、署名や捺印など伝票の復元などを行ったたという。

(Security NEXT - 2007/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4月上旬のアプデで修正済み
大規模言語モデル推論エンジン「vLLM」に深刻な脆弱性
「Active! mail」脆弱性の侵害確認方法、引き続き調査
GitLabに3件の脆弱性 - セキュリティアップデートをリリース
F5、四半期定例アドバイザリで脆弱性12件に対処
顧客情報を含む社内メール、委託先にも誤送信 - みずほ信託銀
若年層向け合宿イベント「セキュキャン」が参加者募集をまもなく開始
臨時業務用PC2台を紛失、リース返却時に判明 - 栃木県
約6万件のスパム、森林研究所メルアカが不正利用 - 富山県
GeoVision製EOL機器に対する脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起