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GitLabに3件の脆弱性 - セキュリティアップデートをリリース

GitLabは現地時間2025年5月7日、セキュリティアップデート「GitLab 17.11.2」「同17.10.6」「同17.9.8」をリリースした。

「GitLab Community Edition(CE)」「Enterprise Edition(EE)」向けにセキュリティパッチをリリースしたもの。バグ報奨金プログラムを通じて報告された3件の脆弱性に対処した。

具体的には、Device OAuthの認証フローにおいて、クロスウィンドウ攻撃により認可処理が部分的に回避される脆弱性「CVE-2025-0549」に対処。

GitHubインポートAPIの処理においてサービス拒否が生じるおそれがある「CVE-2024-8973」や、IPアドレスによる制限を回避し、制限されたプロジェクトのタイトルを取得できる「CVE-2025-1278」などが判明している。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、「CVE-2025-0549」が「6.8」、「CVE-2024-8973」が「6.5」、「CVE-2025-1278」が「5.3」と評価されている。

GitLabでは、影響を受ける利用者に対し、できるだけ早くアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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