Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「アダルト」だけじゃない、ワンクリック詐欺の手口多様化 - 芸能情報にも注意

ワンクリックによる不正請求といえば、「アダルトサイト」が主流だったが、情報処理推進機構によれば、「芸能情報」をクリックしたことによる被害相談も増加しているという。

同機構が、1月のウイルスや不正アクセスの届出状況をまとめたもので、「ワンクリック不正請求」に関する相談については、昨年後半は100件から150件程度で推移していたが、1月に受け付けた相談件数が233件へ大幅に増加した。

犯行手口が「アダルトサイト」から「芸能情報サイト」へ変化したためと同機構では分析。誘引に利用する情報は変化したものの、請求にいたる手口はアダルトサイトと同様で、閲覧者に無料画像などと勘違いさせた上でクリックさせ、ウイルスなどをダウンロードさせるものだという。同機構では、被害にあった場合、同機構まで相談して欲しいと呼びかけている。

一方、ウイルスの状況は、検出数は、先月の約131万個から約102万個と大きく減少。しかしながら届出件数は、3212件から3513件と増加した。検出数がもっとも多かったのは、「Netsky」で約62万個と6割以上を占めている状況だった。約14万個検出された「Nuwar」、約9万個の「Stration」が続いた。

不正アクセスは、32件が届けられ、22件に被害があった。また相談件数も52件にのぼり、25件に被害が発生している。被害の中には、侵入によりウェブが改ざんされたケースや、学校内のPCにボットが感染していたケースがあった。

また、同機構では、「今月の呼びかけ」として、OSのセキュリティパッチや、ウイルス対策ソフトの定義ファイル更新を呼びかけている。セキュリティホールを狙い、未対策のパソコンではウェブの閲覧のみでも感染する「Fujacks」の被害が発生しているため。同ウイルスについては、セキュリティベンダーなども昨年12月から注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2007/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

事業者向けのセミナー案内メールを誤送信 - 和歌山市
セキュリティ対策など整理した「医療情報システム向けAWS利用リファレンス」 - 4社が共同作成
シマンテック、「WSS」にアイソレーション機能 - SEPとの統合も可能に
F-Secure、英MWR InfoSecurityを約116億円で買収
患者の個人情報を保存した私用USBメモリを紛失 - 国立病院機構
振込依頼書の紛失や誤廃棄が判明 - かながわ信金
委託先でカード決済の二重請求や引落が発生 - イープラス
大阪北部地震へ便乗するサイバー攻撃や詐欺などに警戒を
マイナンバー含む課税資料を一時紛失、通知遅延も - 川崎市
被暗号化ファイルの監視で被害を防ぐランサム対策ソフト - 他対策ソフトと併用も可