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P2Pやキーロガーなどグレーツールに対応した「AntiMalware」最新版 - アークン

アークンは、ウイルスやスパイウェアなどの不正プログラムにくわえ、ファイル交換ソフトやキーロガーなどの「グレーツール」にも対応した企業向けマルウェア対策ソフト「AntiMalware v5」を、2007年1月より発売する。

同製品は、ウイルス、スパイウェア、トロイの木馬、ワーム、ハッキングツールなどの不正プログラムを検知、削除する企業向けマルウェア対策ソフト。あらたに搭載された「拡張マルウェアデータベース」により、ファイル交換ソフトやキーロガーなど、不正プログラムとは言えないが、企業にとってリスクとなり得るソフトへの対応が可能となった。

専用のクライアント管理ツールの機能強化により、ネットワーク上にある端末の集中管理はもちろん、管理ツールのアクセス権限をシステム管理者、グループ管理者、監査人ごとにレベル分けできる。また、カテゴリ別に検知対象選択や除外設定が行えるため、企業のセキュリティポリシーに合わせた柔軟な運用が可能。

アンチウイルス機能を含む「AV」タイプと、スパイウェア対策を中心に対応した「AS」タイプの2種類が用意されている。また、同社ではASPサービスについても準備を進めている。

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(Security NEXT - 2006/12/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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