Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大分銀行、顧客情報記載伝票の紛失や委託先でパソコンの盗難などが発生

大分銀行は、顧客情報の記載された伝票の紛失事故、および委託先における顧客情報入りパソコンの盗難が発生したと発表した。

同行によれば、県庁支店において顧客1794名分の氏名、口座番号、取引金額などが記載された伝票綴りの紛失が判明した。調査したところ、2005年12月15日に不要書類とともに誤って廃棄した可能性が高いと結論付けている。

また10月25日には、委託先であるプロティビティジャパンの社員宅が荒らされ、業務用パソコンが持ち去られた。同パソコンには、同行の顧客4379名および同行の関連会社である大分保証サービスの顧客889名分の氏名、生年月日、融資残高などが記録されていた。同行では該当する顧客に対し経緯を説明し、謝罪している。

(Security NEXT - 2006/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

除草工事委託先への安全講習会案内メールで誤送信 - 茨城県
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット