Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winny上に富山県内の精神疾患患者の情報が流出 - 業務委託先から

富山県高岡市をはじめとする同県4市の精神疾患の患者情報がWinny上へ流出していたことがわかった。

流出した個人情報は約1653人分で、氏名や住所、性別や生年月日のほか、病名や障害の等級なども含まれる。システム開発を受託していたインテックの社員がシステム検証の目的でデータを自宅へ持ち帰ったが、パソコンにウイルスが感染しており、Winny上へ流出した。

高岡市では今回の漏洩を発覚を受け、26日に記者会見を実施し、謝罪。インテックでは、流出ファイルの拡散を防止するため、ファイルの削除を行っているという。

(Security NEXT - 2006/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処