Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティイベント登録者情報を誤って第三者提供

2006年4月に開催されたセキュリティイベント「RSA Conference Japan 2006」の一部登録者情報が、本人の許可なく誤って第三者へ提供されていたことがわかった。

主催したCMPテクノロジージャパンによれば、同カンファレンス基調講演の聴講者情報662名分を、本人の許可を得ずに誤って協賛企業へ提供してしまったという。

同社ではウェブサイトで登録申し込みを実施し、個人情報取得する際、但し書きに一部表記の漏れがあり、協賛企業へ情報を提供することが案内されていなかったという。

誤って提供された個人情報は、登録者の勤め先情報など。同社では、提供した企業へ連絡し、データを回収した上で削除した。また、監督官庁である経済産業省へ事故を報告している。

(Security NEXT - 2006/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正