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PHP向けDBライブラリ「ADOdb」の「SQLite3ドライバ」に深刻な脆弱性

「PHP」向けに提供されているデータベース抽象化ライブラリ「ADOdb」の「SQLite3ドライバ」に脆弱性が明らかとなった。

テーブル名を外部入力から動的に生成している場合、SQLインジェクションが可能となる脆弱性「CVE-2025-54119」が判明したもの。

メタデータの取得に用いられる一部メソッドに対して、細工したテーブル名をわたすことで任意のSQLクエリが実行可能になるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、最高値となる「10.0」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

脆弱性は、2025年8月3日にリリースされた「adodb-php 5.22.10」にて修正された。

(Security NEXT - 2025/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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