Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

33支店で顧客情報記載の書類紛失が判明 - 中央三井信託銀行

中央三井信託銀行は、全支店で顧客情報の保管状況を調査した結果、33支店において計9277件の顧客情報が記載された書類の紛失が判明したと発表した。

所在不明となっているのは、預金や貸付信託、投資信託などの取引関係書類や、ローンに関する書類など。記載されている個人情報は書類によって多少異なるが、おもに氏名、住所、電話番号、口座番号などが含まれている。

同行では、外部へ持ち出した形跡は認められないことから、行内で誤って破棄した可能性が高いとしている。

今回の調査は、同行では昨年12月に顧客情報を含むマイクロフィルムの紛失が判明したことを受け、実施されたもの。以前紛失したマイクロフィルム8枚のうち、4枚はその後行内で発見されたとしているという。

(Security NEXT - 2006/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
小学校で個別書類あると気づかず身体測定結果を誤配布 - 名古屋市
個人情報含むファイルを県内自治体に誤送信 - 静岡県
廃棄物運搬事業者への事務連絡メールで誤送信 - 横須賀市
Dropboxの電子署名サービスに不正アクセス - 顧客情報が流出
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
保守委託先で顧客情報含むHDDが所在不明 - はばたき信組
サポート詐欺被害で情報流出の可能性 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
「改訂新版セキュリティエンジニアの教科書」が発売 - 日本シーサート協議会
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加