Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VISA認証サービス」を偽装したフィッシングメールに注意

ビザ・インターナショナルは、「VISA認証サービス」を偽装した日本語のフィッシングメールについての調査報告を発表するとともに、注意を呼びかけている。

同社は11月8日以降、日本人数十名から、インターネット決済時における会員認証サービス「VISA認証サービス」を偽装したメールを受信したという報告を受けた。同メールは、セキュリティ強化やサービスの継続と偽って詐欺サイトのURLに受信者を誘導し、カード番号や有効期限、パスワードを入力させようとする。

同社では、eメールや電話を使ってカード会員の個人情報、および機密情報を確認することは決してないとして、注意を呼びかけている。また同社の調査によれば、不特定のアドレスにメールが配信されているため、会員のアドレスが漏洩したとは考えられないとしている。

(Security NEXT - 2004/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県