Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

インターネットの基幹技術に欠陥? 米政府が警告

米英政府は、インターネットで利用されているプロトコル「TCP」に欠陥があると発表、警告を発している。

発見された欠陥を利用することにより、セッションを途中で終了させてしまう「リセット攻撃」が可能となり、メーカーやアプリケーションによっては、サーバとルータ間の通信が停止し、世界的なインターネット障害が発生する可能性があるという。

従来より危険が指摘されていたが、今回、米国内の男性が不具合を発見した。米の国土安全省では、欠陥を修復するソフトウェアの導入により攻撃回避が可能としている。

http://www.uniras.gov.uk/vuls/2004/236929/index.htm

(Security NEXT - 2004/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を