Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windowsのログオン制御ソフトに認証回避の脆弱性

飛天ジャパンが提供する「SecureCore Standard Edition」に認証不備の脆弱性が含まれていることが判明した。パッチやアップグレードで修正が行われている。

同製品は、Windowsへのログオンを制御するソフトウェア。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、脆弱性「CVE-2018-16160」が存在し、「同2.x」を「Windows 8」および「Windows 8.1」環境下で利用した際、認証が回避され、端末へログインされるおそれがあるという。

同脆弱性は、ビズリーチの大田大輔氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。「SecureCore Standard Edition 3.0」で修正されたほか、「同2.x」の利用者に対して脆弱性を修正するパッチが提供されている。

(Security NEXT - 2018/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み