リソース消費量が多いAndroidアプリ - GoogleやSamsungが上位に
Avastは、スマートフォンのリソースを消費してパフォーマンスを低下させるAndroidアプリのランキングを発表した。GoogleやSamsungのアプリが上位に入ったという。
同レポートは、バッテリー寿命、ストレージ容量、データ通信量への影響を総合的に判断し、多くのリソースを消費するアプリをランキング形式で取りまとめたもの。同社のAndroid向けアプリのユーザー300万人以上を対象に収集した匿名データをもとに分析した。
2017年第3四半期のランキングで、起動時に実行されてバックグラウンドで動作するアプリのワースト1位は「AllShare」。2位は「ChatON Voice&Video Chat」で、いずれもSamsung製のアプリだった。
また、3位の「Google Play Music」をはじめ、5位、6位、7位、9位、10位がGoogle製アプリ。上位10種のうち6種を占めた。
ユーザーが実行した際にパフォーマンスを低下させるアプリでは、Samsungの「WatchON」がワースト1位だった。2位はGoogleの「Googleドキュメント」。また、「LINE」が9位に入っている。
Avastがまとめたランキングは以下のとおり。
起動時に実行され、パフォーマンスを低下させるアプリ
1位:AllShare(Samsung)
2位:ChatON Voice&Video Chat(Samsung)
3位:Play Music(Google)
4位:Push Service(Samsung)
5位:TalkBack(Google)
6位:Google Maps(Google)
7位:Play Newsstand(Google)
8位:ChatON(Samsung)
9位:Google+(Google)
10位:Quick Search Box(Google)
ユーザーが実行している、パフォーマンスを低下させるアプリ
1位:WatchON(Samsung)
2位:Google ドキュメント(Google)
3位:Beaming Service for Samsung(Mobeam)
4位:SHAREit(SHAREit)
5位:Flipboard(Flipboard)
6位:テキスト読み上げ(Google)
7位:Clean Master(Cheetah Mobile)
8位:Super-Bright LED Torch(Surpax)
9位:LINE(LINE)
10位:Adobe Acrobat Reader(Adobe)
(Security NEXT - 2018/02/16 )
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