LINEのバグ報奨金プログラム、10カ月で133件の報告 - 脆弱性認定は5件
LINEは、脆弱性の報告者に対して報奨金を支払う「LINE Security Bug Bounty Program」の運用状況を公表するとともに、認定対象を拡大した。
同プログラムは、同社SNSアプリ「LINE」の脆弱性について報告を受け付ける報奨金プログラム。同社が示した基準を満たした脆弱性に対し、新規性や重要度に応じて報告者へ報奨金を支払うほか、ウェブサイトで概要を公表している。
当初同社は期間限定でプログラムを実施したが、2016年6月より常時運用を開始。同月より2017年3月末までの10カ月間に133件の報告があり、そのうち3人から報告された5件について脆弱性として認定した。
また同社では今回、同プログラムの認定対象を拡大。「LINE」の「Chrome版」および「Windows 10 Mobile版」と、「LINE STORE」「LINE NEWS」「LINE MUSIC」「LINE LIVE」のウェブサイトを対象に追加した。今後も対象サービスの追加を検討していくという。
(Security NEXT - 2017/04/11 )
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