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GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消

GitLabは現地時間2025年9月10日、開発プラットフォームの最新版「GitLab 18.3.2」「同18.2.6」「同18.1.6」をリリースした。複数の脆弱性を解消している。

「GitLab Community Edition(CE)」および「Enterprise Edition(EE)」に複数の脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースしたもの。

バグ報奨金プログラムを通じて報告を受けた6件の脆弱性を解消しており、全利用者に対して最新パッチの適用を強く求めている。

今回の修正で重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていないが、2件の脆弱性については、重要度が2番目に高い「高(High)」とレーティングされている。

「CVE-2025-6454」は、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性。「Webhook」のカスタムヘッダを細工することで、認証済みユーザーにより内部ネットワークへのアクセスが可能となる。

(Security NEXT - 2025/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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