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日立システムズ、IoT機器へのサイバー攻撃を検知するサービス

日立システムズは、IoT機器を対象としたサイバー攻撃を組込ソフトで検知し、管理者へ通知するサービスを提供する。

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サービスイメージ(画像:日立システムズ)

同サービスは、遠隔操作や乗っ取りなど、インターネットに接続されたLinuxベースのIoT機器に対するサイバー攻撃を検知するソリューション。IoT機器向けの組込ソフトと、同ソフトが検知した攻撃を遠隔監視するサービスで構成される。

IoT機器メーカーでは、製造段階で機器にソフトを組み込み、同ソフトが検知したサイバー攻撃を同社のセキュリティオペレーションセンターが検知。機器の管理者へ通知する。

組み込みソフトは、6月よりIoT機器メーカー向けに提供開始する予定。同社では、2019年までにIoT機器10万台への導入を目指してサービスを展開していく。

(Security NEXT - 2017/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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