Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

家庭向けIoT機器のマルウェア感染や脆弱性状況を無料で検査するサービス

横浜国立大学とゼロゼロワンは、家庭向けIoT機器のマルウェア感染を検査できる無料サービス「am I infected?」を提供開始した。

同サービスは、ルータやスマート家電など消費者向けに提供されているIoT機器のマルウェア感染や脆弱性が含まれていないか検査するサービス。

専用サイトよりメールアドレスや検査対象の環境に関するアンケートに回答し、申し込むと、サイトアクセス時に利用したIPアドレスに対して検査を実施する。

横浜国立大学で運用するハニーポットや情報通信研究機構(NICT)の「NICTER」、ゼロゼロワンが開発するIoT検索エンジンなどのデータを用いて検査を行うとしている。

入力したメールアドレス宛てに検査結果ページへのリンクを送付。マルウェアに感染している疑いがある場合は、推奨する対策なども案内する。

(Security NEXT - 2022/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

申込者の個人情報を事務局が誤アップロード - 福岡国際マラソン
ALSIの複数製品にCSRF脆弱性 - OEM製品にも影響
メアド入力ミスで要配慮情報を含むメールを誤送信 - 川崎市
日本シーサート協議会、12月に年次カンファレンスを開催
KADOKAWA「あらたなサイバー攻撃は未確認」 - 攻撃者主張を受け
複数Adobe製品にアドバイザリ - いずれも「クリティカル」脆弱性含む
宛先に複数メアド、問題気づくも対応作業中に誤送信 - 茨城県
「Ivanti Endpoint Manager」に深刻な脆弱性 - 修正パッチを公開
「Adobe Acrobat/Reader」にアップデート - 脆弱性2件を修正
「Citrix Workspace app」のWindows版に複数の脆弱性が判明