Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

無償の脆弱性学習ツールが機能強化 - 脆弱性拡充や集団学習支援も

情報処理推進機構(IPA)は、ウェブサイトに関する脆弱性について学ぶことができる体験学習ツール「AppGoat」をバージョンアップした。

同ソフトウェアは、演習を通じてウェブサイトに関する脆弱性の発見方法や、対策方法などを学ぶことができる無償の学習ツール。

最新版となる「同3.0」では、学習できる脆弱性をこれまでの9種類から12種へ拡張。また悪用の可能性が高い脆弱性を優先的に学べるよう整理した。

さらに組織における集合学習を想定した新機能を追加。集団学習ではブラウザ経由で受講できる機能や、受講者の管理機能などを教育担当者向けの機能を用意している。

(Security NEXT - 2016/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
先週注目された記事(2025年10月12日〜2025年10月18日)
米政府、国家支援攻撃者によるF5侵害受け緊急指令