Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Pマーク制度とPIPA制度の相互承認プログラムが終了

日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が運営するプライバシーマーク制度と、中国の大連ソフトウェア産業協会(DSIA)が運営する個人情報保護評価(PIPA)制度との相互承認プログラムが終了した。

20161011_ji_001.jpg
無効となった相互承認マークの例(画像:JIPDEC)

相互承認プログラムは、個人情報の取り扱いについて同一の審査水準で審査し、適合性が確認されるとして2008年6月19日にスタートしたもの。今回、大連ソフトウェア産業協会からの申し入れを受け、9月30日をもって相互承認プログラムが終了した。

今回の終了にともない、10月1日以降は相互承認マークが使用できなくなる。使用停止となったマークは、「protecting your PRIVACY」と英語表記され、登録番号が「CN:DL」で始まるプライバシーマーク。10月以降にパンフレットや名刺で使用されている場合も無効であり、注意するよう求めている。

(Security NEXT - 2016/10/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JSSEC、3月に「セキュリティフォーラム2024」開催 - 「生成AI」などテーマに
最新ブラウザ「Firefox 120」がリリースに - 脆弱性10件を解消
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
TVerアプリでオプトアウト設定が書き換わる不具合 - データを外部送信
学習支援アプリから国内外の個人情報が流出、設定不備で - カシオ
「CODE BLUE 2023」のタイムテーブル - 脆弱性関連の講演充実
Pマーク審査の関連資料が漏洩、審査員が自宅保管 - JIPDECが調査
児童の個人情報が閲覧可能に、「Teams」設定ミスで - 宇部市
Pマーク事業者の個人情報関連事故報告、前年度の約2.3倍に
Google、「Chrome 115」をリリース - 20件のセキュリティ修正