LINEオープンチャットで設定ミス、複数部外者が参加 - 人吉下球磨消防組合
人吉下球磨消防組合は、SNSアプリ「LINE」において参加者同士の情報交換が行える「オープンチャット機能」を利用した際に設定ミスがあり、個人情報が流出したことを明らかにした。
同組合では、災害情報の共有や職員の非常招集のため、同機能を活用しているが、開設時の設定に誤りがあり、全体に公開されていたもの。職員ではない部外者3件のアカウントがオープンチャットに一時参加したという。
これらアカウントは1月21日20時14分から20時半にかけて参加。オープンチャット内には6人に関する氏名と住所の位置、同組合職員2人の健康に関するプライバシー情報などが投稿されていた。火災や救急関係者の氏名、住所などは含まれないとしている。
同日20時半過ぎに匿名による通報があり、オープンチャットが全体公開になっていることが判明し、オープンチャットを削除した。
同組合では、個人情報が流出した関係者に経緯を説明するとともに謝罪。再発防止のため、同機能の利用を停止するとしている。
(Security NEXT - 2025/02/20 )
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