Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

法人顧客情報21万件を含むHDDを紛失 - 東電PG

東京電力の関係会社で送配電事業を展開する東京電力パワーグリッドにおいて、法人顧客に関する情報約21万件や社内文書が保存された外付けハードディスクが所在不明となっていることがわかった。

東電PG
東電PGのウェブサイト

同社によれば、8月16日に同ハードディスクを使用としたところ、紛失に気が付いたもの。8月10日に従業員が本社の執務室で使用したが、その後の所在がわかっていない。

問題のハードディスクには、法人顧客約21万件の契約名義、住所、郵送先、連絡先情報などのほか、社内文書が保存されていた。

外部記憶媒体の管理について同社では、施錠管理、1日2回の確認、使用前後に管理者が貸出保管状況を確認するなど、対策を定めていたが、実施されていなかったという。

同社は、ハードディスク内部に保存されていたデータに関して、セキュリティ対策を実施しており、外部の端末でデータを閲覧することは難しいと説明。警察へ相談するとともに引き続き捜索を実施している。

(Security NEXT - 2016/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
通勤中にUSBメモリ紛失、その後回収 - 新潟県工業技術総合研究所
個人情報含む民生台帳が所在不明に - 鹿島市
修学旅行中に教諭が生徒名簿を紛失 - 長岡市の中学校
民生委員の改選書類など紛失、誤廃棄の可能性 - 川崎市
解約済み預金の一部印鑑届を紛失、誤廃棄の可能性 - 大阪信金
新型コロナワクチン接種の一部予診票が所在不明に - 横須賀市
ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金
支援給付金事業で書類紛失、紛失告げずに再提出受ける - いわき市
アレルギー情報含む書類が飛散 - 給食事業者がコンビニでコピー時に