Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

開発中のソフトウェアに潜む障害や脆弱性の原因を検出 - 丸紅情報システムズ

丸紅情報システムズは、開発中のソフトウェアに障害や脆弱性の原因となるソースコードがないか調査し、自動で検出するソフト「クロックワークケーセブン」の販売を開始する。

同製品は、米Klockworkが開発した障害、脆弱性ソースコード検出ソフト。開発中のソフトウェア内に含まれる障害や脆弱性の原因を自動検出する。障害や脆弱性の原因となる記述パターンのデータベースをもとにソースファイルを、300以上の検査項目において調査。潜在的な問題の数量と内容をレポートする。対応言語は、「Java」「C」および「C++」。

複数のソースファイルで構成されたソフトウェアについては、ソースファイル間の関係性を解析して問題点を検出する。検出された脆弱性や欠陥情報、誤検出情報などの問題点はデータベースに蓄積され、ソフトウェア開発の現場で共有化される。

対応プラットフォームはWindows、Solaris、Linux。標準価格は252万円から。

(Security NEXT - 2007/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正