子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
容器の製造や飲料の充填などを手がけるホッカンホールディングスは、子会社である昭和製器の元従業員がオンラインバンキングサービスを利用して横領していたことを明らかにした。
同社によれば、2015年8月から2024年3月にかけて、複数回にわたり、勤務先である子会社の預金をオンラインバンキングを利用して自らの口座に送金。私的に流用していたことが判明したもの。被害額は3億5000万円にのぼる。
子会社では内部調査を進め、3月27日に警察へ被害届を提出。元従業員は私的流用を認めており、元従業員を懲戒解雇処分とした。
同社では、子会社と連携して警察の捜査に協力するとともに、内部調査委員会を設置して全容解明と原因の究明を行い、再発防止策を講じるとしている。
(Security NEXT - 2024/04/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「SSHコンソーシアムTOKAI」の情報発信サイトが改ざん被害
企業サイトが負荷上昇で断続的に停止、原因など調査 - コスミック
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
市公開ファイル内に個人情報、コピペ操作で参照可能 - 日置市
