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子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD

容器の製造や飲料の充填などを手がけるホッカンホールディングスは、子会社である昭和製器の元従業員がオンラインバンキングサービスを利用して横領していたことを明らかにした。

同社によれば、2015年8月から2024年3月にかけて、複数回にわたり、勤務先である子会社の預金をオンラインバンキングを利用して自らの口座に送金。私的に流用していたことが判明したもの。被害額は3億5000万円にのぼる。

子会社では内部調査を進め、3月27日に警察へ被害届を提出。元従業員は私的流用を認めており、元従業員を懲戒解雇処分とした。

同社では、子会社と連携して警察の捜査に協力するとともに、内部調査委員会を設置して全容解明と原因の究明を行い、再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2024/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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