Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CSAJ、端末やDCにおけるデータ抹消の信頼性確保目指して研究会

コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は、データ抹消の信頼性を高めることを目的とした「データ消去証明推進研究会」を設置した。

同研究会では、PCやスマートデバイスにおけるデータの消去と、それを証明するしくみづくりを目指すもので、技術研究のほか、電子証明書による署名の業界標準のガイドラインの策定、事業化などを目指す。

ハードウェアやソフトウェアベンダー、認証局、サービス事業者が参加。関連事業の参入障壁となる規制に対し、 改正の提言なども行っていくとしている。

廃棄やリユース対象のクライアント端末のほか、データセンターにおける解約、ストレージ機器リプレイス時におけるバックアップを含むデータ消去の署名についても、対象とするという。

(Security NEXT - 2016/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

無許可で持ち帰った業務用記録メディアが鞄ごと盗難被害 - さいたま市
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
カーシェア利用者情報に不正アクセス - 開発引継時に不備
メンテナンス中に本人確認資料画像データを誤消去 - 琉球銀
県立高で成績表を裏紙利用、教室に掲示 - 生徒が撮影して拡散
2023年10月修正の「vCenter」脆弱性、2021年後半には悪用か
「Ivanti Connect Secure」のゼロデイ脆弱性、侵害状況の確認を
児童相談に関するICレコーダー紛失、1年以上未報告 - 紋別市
3Qの脆弱性届け出、ウェブサイト関連が増加
人口動態調査のデータを異なる自治体に誤返却 - 四條畷保健所