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CSAJ、端末やDCにおけるデータ抹消の信頼性確保目指して研究会

コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は、データ抹消の信頼性を高めることを目的とした「データ消去証明推進研究会」を設置した。

同研究会では、PCやスマートデバイスにおけるデータの消去と、それを証明するしくみづくりを目指すもので、技術研究のほか、電子証明書による署名の業界標準のガイドラインの策定、事業化などを目指す。

ハードウェアやソフトウェアベンダー、認証局、サービス事業者が参加。関連事業の参入障壁となる規制に対し、 改正の提言なども行っていくとしている。

廃棄やリユース対象のクライアント端末のほか、データセンターにおける解約、ストレージ機器リプレイス時におけるバックアップを含むデータ消去の署名についても、対象とするという。

(Security NEXT - 2016/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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